スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ
Светлана Алексиевич
Svetlana Aleksievich
(1948―)
社会の大きな流れの陰になった人々の声に耳を傾ける新しいタイプのルポルタージュ作家として旧ソ連時代から著作を発表。第一作目の『戦争は女の顔をしていない』以後、アフガン戦争の実像を伝えた『亜鉛の少年たち』(日本経済新聞社『アフガン帰還兵の証言』)、チェルノブイリ原発事故の被害者や現場作業者の声を集めた『チェルノブイリの祈り』(岩波書店)はいずれも国内外で大きな反響を呼んだ。ベラルーシ共和国ミンスク在住。