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祭を知ることが正教を理解する一番の近道

正教会の祭と暦 

 

カバー写真



ギリシャをはじめロシア、東欧で生活習慣の基盤となっている正教会の祭と暦。
正教になじみのない人には祭の意味を知り参加することが一番の理解の近道。
正教の司祭が十二大祭をはじめ主な宗教行事とその背景を分かりやすく解説。
これ一冊で正教の基礎が分かる必携書。

定 価:900円 税別

著者クリメント北原史門
ISBN978-4-903619-59-0 C0339
出版年:2015.11
判型:B6変型 頁数:112ページ
シリーズ名:ユーラシア文庫 2
在 庫:アリ
分 野:宗教・民俗(ロシア)

目 次

序 章
 祭について知る事が正教を知る近道/正教会の大まかな流れ/東西教会の違いについて/聖伝/呼び名/全正教会に共通する伝統と各地正教会の伝統
第1章 暦の日付
 旧暦と新暦(ユリウス暦・修正ユリウス暦・グレゴリオ暦)/動暦と不動暦―移動祭日と固定祭日
第2章 斎から祭へ
 祭に向けての準備としての斎/斎の食事制限/斎の目的・意義
第3章 奉神礼の基本
 蝋燭への点燈/立って祈る/十字を画く/祭のイコン/「イコンを尊敬する」意義/無伴奏聖歌/香炉/五官全てを使う
第4章 時課・聖体礼儀
 時課・晩祷(徹夜祷)/リティヤ
 聖体礼儀
 意義/場所/パン/心身の備えと構成/いつ行うか/聖体礼儀代式
第5章 その他の奉神礼
 十字行/モレーベン/アカフィスト
第6章 大祭と小祭
 大祭/聖堂名と堂祭
第7章 大斎と受難週間
 大斎の概略/大斎の始まりと終わり/大斎の奉神礼/受難週間/聖大木曜日・聖大金曜日/聖大土曜日
第8章 復活大祭と復活祭期
神人イイススの復活・人々の復活/死に別れと復活の再会/奉神礼と祈りの挨拶/食事/光明週間月曜日/主日
第9章 十二大祭とその他の主な祭
生神女誕生祭/十字架挙栄祭/生神女庇護祭/生神女進堂祭/主の降誕祭/主の割礼祭・聖大ワシリイ祭/神現祭(主の洗礼祭)/大聖水式/主の迎接祭/生神女福音祭/聖枝祭/主の升天祭/五旬祭(聖神降臨祭)/前駆授洗イオアン誕生祭/首座使徒ペトル・パワェル祭/十字架出行祭/主の顕栄祭(主の変容祭)/生神女就寝祭/前駆授洗イオアン斬首祭
終 章
 祝い方と教会の関係/参加の度合い
 [余禄]旅行会社の方へのアドバイス/報道関係の方へのアドバイス/ビジネスマンへのアドバイス

クリメント 北原 史門(クリメントきたはらしもん)
1980年11月、福島県猪苗代町にプロテスタントの家庭に生まれる。親の改宗に合わせ聖公会へ、その後再びプロテスタントとなる。1999年、福島県立会津高等学校卒業。2001年の生神女庇護祭に、正教に帰正。2004年、脊髄動静脈畸形により下半身不随になるが、その後回復。2008年、千葉大学法経学部法学科卒業。2011年7月、東京正教神学院卒業。2012年9月、司祭叙聖、東京復活大聖堂教会(ニコライ堂)に奉職。


 
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