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米国より発刊が早かった

ロシアの女性誌 時代を映す女たち

 

カバー写真


女性の文化は「読むこと」から始まった。18世紀後半に初めて世に出たロシアの女性誌は教育啓蒙の役割を担う時代から次第に読者層を拡大し、革命後には政治的なメッセージを伝えるメディアとしても動員された。
女性解放思想の普及や男女平等の建前とは裏腹の労働問題の告発といった社会派の記事から家事やファッションなどの日常生活情報まで、女性誌ならではの切り口から見えてくる世の中の変化をたどる。

定 価:900円 税別

著者高柳聡子
ISBN978-4-903619-87-3 C0322
出版年:2018.3
判型:B6変型 頁数:104ページ
シリーズ名:ユーラシア文庫 9
在 庫:アリ
分 野:外国歴史・海外事情

目次
 はじめに  
第1章 ロシアの女性誌の誕生
  1 女性誌の黎明
  2 社会の変化と雑誌メディアの発展  
第2章 新しいソヴィエトの女性たち
  1 『労働婦人』、『農業婦人』
  2 旧い価値観との闘い
  3  新しいソヴィエトの「はたらく母親」
  4 ソヴィエトのモードを創造せよ  
第3章 非合法のフェミニズム雑誌とソ連の現実
  1 『女性とロシア』、『マリア』
  2 疲弊する女性たちとソ連の現実
  3 女性誌のペレストロイカ  
終章 新生ロシアの女性たち   
 結びにかえて
 【雑誌名一覧】

高柳聡子(たかやなぎ さとこ)
福岡県生まれ。早稲田大学第二文学部卒業。同大学大学院文学研究科ロシア文学専攻博士課程修了。文学博士。専門はロシアの現代文学や女性文学、ジェンダー史。現在は早稲田大学などで非常勤講師としてロシア語、ロシア文学を教える。



 
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