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目次 日本語版への序文 序 章 13 第1章 ナマコ湾の空飛ぶオランダ人 15 第2章 サンマと樽とマーク類 38 第3章 ウラジオストクの胎内 56 第4章 貴金属 108 第5章 もっとうまくやるつもりだったけど 151 第6章 切れっぱし、あるいは統計誤差内のこと 178 第7章 もうひとつの命 212 第8章 炎の丑年 247 エピローグ コルチ 278 沿海地方自動車用語集 315 訳者解説 ワシーリイ・アフチェンコВасилий Авченко 1980年、イルクーツク州生まれ。ウラジオストクで育ち大学時代からジャーナリストとして活動、卒業後もローカル紙や全国紙のウラジオストク版の記者として働く。作家デビュー作となった『右ハンドル』(2009年)は複数の文学賞にノミネートされ全国区の注目を浴びた。続けて発表した『ウラジオストク・グローブス』、『ウラジオストク3000』(共作)、『透明なフレームのクリスタル』はいずれもウラジオストクが「主役」となっている。最新作は沿海州育ちでソ連時代を代表する作家の前半生を描いた『ファジェーエフ』(2017年)。 訳者 河尾基(かわお もとい) 1978年、鹿児島県生まれ。早稲田大学第一文学部ロシア文学専修卒業、東京大学大学院スラヴ語スラヴ文学専門分野博士課程単位取得満期退学(専門はロシア詩)。ロシア経済情報誌「週刊ボストーク通信」「月刊ロシア通信」編集長。共訳書にシニャフスキー『ソヴィエト文明の基礎』(みすず書房)がある。
ワシーリイ・アフチェンコВасилий Авченко 1980年、イルクーツク州生まれ。ウラジオストクで育ち大学時代からジャーナリストとして活動、卒業後もローカル紙や全国紙のウラジオストク版の記者として働く。作家デビュー作となった『右ハンドル』(2009年)は複数の文学賞にノミネートされ全国区の注目を浴びた。続けて発表した『ウラジオストク・グローブス』、『ウラジオストク3000』(共作)、『透明なフレームのクリスタル』はいずれもウラジオストクが「主役」となっている。最新作は沿海州育ちでソ連時代を代表する作家の前半生を描いた『ファジェーエフ』(2017年)。 訳者 河尾基(かわお もとい) 1978年、鹿児島県生まれ。早稲田大学第一文学部ロシア文学専修卒業、東京大学大学院スラヴ語スラヴ文学専門分野博士課程単位取得満期退学(専門はロシア詩)。ロシア経済情報誌「週刊ボストーク通信」「月刊ロシア通信」編集長。共訳書にシニャフスキー『ソヴィエト文明の基礎』(みすず書房)がある。
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