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全体主義がすすむ社会のなかで書きつづけた小さな芸術家の軌跡
沈黙と夢作家オレーシャとソヴィエト文学
 
カバー写真

社会主義革命による新しい時代の到来に酔うソヴィエト・ロシアのなかで、モダンで幻想的な物語によって一躍人気作家となったオレーシャは、
やがて強権化する体制の支配的文学理論によって批判され、沈黙する。
内圧を増す社会から逃げ出すこともなく、反体制作家として闘うこともなく、
書くことだけを頼りに、晩年は回想の執筆に明け暮れた過去の人気作家が追いつづけた白昼夢とは何だったのか。
美しく魅力的な文学の世界に身を置きつつ、全体主義との不器用な格闘をつづけた作家の軌跡にみる20世紀の芸術家の肖像。

定 価:2,000円+税

著者岩本和久(イワモト カズヒサ)
ISBN4-905821-10-X C0098 
出版年:2003.11
叢書名:ロシア作家案内シリーズ
判型:四六判フランス装
頁数:224ページ
在 庫:アリ 
分 野:ロシア文学・作家案内
▼目次(著者について/オレーシャについて)


 
 



 
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