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ロシアの人と心を分かち、友情をかよわせた日本人
ロシアを友に 演劇・文学・人
 

カバーの写真
『桜の園』の稽古でロシアから招いた演出家エーフロス(左)の通訳をする著者(中央)。右はラネーフスカヤ役の栗原小巻。(一九八一年)



時代の変革に先駆けたソ連末期のロシア演劇を見続け
抑圧的体制のもとで生み出されるロシア文学の力強さを肌で感じ
帰国後はロシア文化の紹介につとめた
 演劇人・出版人のエッセイを集めた遺稿集。

■目次より
 <演劇を友に>
 モスクワ劇場通い
 モスクワ観劇ガイド
 ロシア演劇小史
 最近のチェーホフ劇〜生誕一二○年に
 リュビーモフ覚書
 ペレストロイカと演劇の関係 ほか
 <文学を友に>
 わが心の劇作家ヴァムピーロフ
 詩人・俳優ヴィソーツキイの死
 チェーホフ戯曲の細部をどう読むか
 オクジャワの歌    ほか
 <人を友に>
 佐木隆三さんとのおつきあい
 チェーホフがとりもつ縁
 文化交流の心
 ソ連の友へ      ほか

 

定 価:2300円+税

著者宮澤俊一(ミヤザワ シュンイチ)
ISBN4-905821-39-8 C0070 
出版年:2002.5
判型:B6判上製
頁数:352ページ
在 庫:アリ 
分 野:演劇・文学/海外事情
 著者 宮澤俊一(みやざわ しゅんいち)
1932年、東京に生まれる。高校時代から演劇を始め、早稲田大学文学部在学中に劇団民藝水品研究所に入り、久保栄から演劇を学び、卒業後は劇団を結成するなど活動を続けた。1970年からはモスクワの出版社に翻訳者として勤務するかたわらソ連体制下のロシア演劇とロシア文学の底力に注目、作品の翻訳や紹介に努めた。帰国後、80年に群像社を設立して現代ロシア文学や戯曲の出版をはじめたほか、日本で初めてロシア人演出家による公演を成功させた(栗原小巻主演『桜の園』)。その後もロシア演劇・文学の紹介に力を注ぎ、NHKラジオロシア語講座の講師もつとめた。2000年2月、67歳で死去。

書評より   
読者より    




 
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