定 価:1,800円+税
アンナ・アフマートヴァ(1889-1966) オデッサに生まれて、子供時代はペテルブルグの近くで子供時代をすごす。20世紀はじめのロシアで詩が大きな潮流をなすなかで才能を認められた。社会主義革命以後は、詩人でもあった夫のグミリョーフの処刑や友人のマンデリシュタームの流刑死、息子の逮捕などがつづき、戦後はみずからも退廃的詩人の烙印をおされて、沈黙を余儀なくされたが、叙情性にあふれる詩の世界は人々の心を去ることはなかった。
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