オーバーのボタン穴から爆弾が落ちてくるのを見ていました……。 第二次大戦でドイツ軍の侵略を真っ先に受けた惨劇の地・白ロシア(ベラルーシ) ふだんの暮しのなかに突然はいりこんできた戦争とともに 子供時代をおくった人びとが語る真実。 NHKスペシャル「ロシア・小さき人々の記録」でも紹介された ドキュメンタリー作家が耳を傾ける最後の戦争体験世代・101人の記憶。
定 価:本体2000円 +税
<書評より> 「私は戦争世代の一人であるし、戦争について書かれた作品なら、たいていのものは読み、取材もし、書いてもきた。しかし、それがいかに部分に過ぎなかったか、殺戮、ジェノサイド(皆殺し)、虐殺という戦争の真の姿から遠いものだったかを思い知らされた…戦争を葬る力を持つ一冊である」―日本農業新聞・増田れい子氏
ベラルーシのことをもっと知りたい方へ ▼「ベラルーシの部屋」
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