イリヤ・クーチク(1960―)
Илья Кутик
(Il'ia Kutik)

ウクライナ西部のリヴォフに生まれる。モスクワのゴーリキイ大学卒業後、現在までに『感覚の五種競技』『オディッセイの弓』『アゾフ海のベロサライスク砂洲を訪れた際に吟じたオード』の3冊の詩集を上梓している。ほかに、研究書『オードと類オード』および、翻訳アンソロジー『スウェーデンの詩人たち』がある。現在はアメリカのイリノイ州在住で、ノースウエスタン大学でロシア詩を講じている。